1万円コンデジOLYMPUS SZ-16


 

ブログでも、ツイッターでも何度か書いているのが「1万円コンデジ」。用事で外出のときにいつも一眼とレンズを持って出るのも難儀なので、望遠性能の高いコンパクトデジカメを、と思って購入したのが、オリンパスのSZ-16です。

購入時にすでに型落ち寸前?だったためか、1万円ほどで入手できたことから、「1万円コンデジ」。24倍光学ズームをうたう割には安価なので心配もありましたが、まあ1万円だしーという感じで購入。ベルトポーチに入れて、ほぼ24時間持ち歩いています、嘘ですが。

ちなみに、今もまだ1万円前後で購入できる模様です(↓コレ)。

ひさびさのコンデジ購入だったわけですが、使ってみてのその長短をまとめてみます。

○これはすごい

・結構な望遠性能と、レンズの描写力

25mm~600mm相当の望遠に加え、さらにデジタルズームが可能で、1200mm相当という……。

デジタルズームというと、確かに「後からトリミングすりゃいいじゃん」と思ってました、僕も。しかし、後でトリミングしなくていいから楽なんです!

ちなみに、これがノートリミングの月。光学24倍(600mm換算)で、ここまでしっかり写ります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

・望遠マクロがすごい!

なにはともあれ、OLYMPUS DIGITAL CAMERA

近所の壁の上の苔です。35mm換算で66mm。小さなアリとかも、望遠マクロとデジタルズームの併用で、かなり巨大に撮影できます。

・多彩なエフェクト

まあ、これは今のカメラは普通なのかもしれませんが、光がキラキラするやつとか、ボカシがかかって写るとか、あとは肌が白くなったり口角が上がって目が大きくなるビューティーモードとか、意外に遊べます。繰り返しになりますけど、あとから写真加工するより全然楽、というのがいいですね。

×ここがダメダメ

・ピントが合わない!(笑)

ピントはオートのみで、手動がありませぬ。スポットに設定しても、明暗のコントラストがないところには、絶対ピントは合いません。これで、何度もシャッターチャンスを逃しましたw

一番あれ?って思うのは、空。きれいな雲だなとか、夕焼けをおさめたくても、だいたいピントが合いません。後に述べるあれこれは、まあコンデジに求めるのは難しい問題なのかもしれませんが、夕焼けとか、だれでも撮りたいと思いますよね、ねね。

このへんのチューンに関しては猛烈に反省していただきたい。できればピントの手動合わせはぜひ搭載というか、載せてくださいお願いします。

・望遠倍率が高すぎる!(笑)

飛んでる飛行機とかにピントを合わせようとしても、テレ側にセットして被写体を探すのは不可能。あたりまえですが。で、ワイド側にしてズームしようとしても、今度はワイド側の初期状態で(被写体が小さすぎて)ピントが合わない。こういう用途では致命的ですねw

 

……という感じで、使用レポートのようなものでしたが、それを含めて「1万円コンデジ」。割り切って使う……たとえば、夕焼けの空にピントが合わなければ、遠景のビルにピントを合わせて(それから構えなおして)、そういう構図の写真として撮るとか、結構楽しみも見いだせます。

もちろんですが、こういうコンデジの用途の主戦場はまあふつうの人物スナップとかでしょうから、加えて子供の運動会とかで強力ズーム、そして普通の人が撮るのかはわかんないですが昆虫とかのマクロ撮影、そんなおまけもついているカメラ、というのがコンセプトなんでしょうし、お勧め出来るカメラです。なので、願わくばあとは手動のピントを……。あとは、せっかくの高倍率望遠機能ですから、星とかも撮りたいので、露出も手動をつけて……

って、それが実現すると高いカメラ、いらなくなっちゃいます、ね。

 

 

 

 


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